身元保証人が必要になる人

財産管理、終末期医療対応、ご自身の葬儀・供養などを信頼して依頼できる人がいない場合には、身元保証人の検討が必要になります。身元保証人が必要になる人は下記のような方です。

• お子様のいないご夫婦
• お子様との関係性が悪い方
• 認知症が不安な方
• 未婚の方
• 家族に迷惑をかけたくない方
• お子様が遠方に入る方
• 離婚をされてお子様と疎遠の方
• 配偶者が亡くなり、独り身になった方

上記のように、身元保証人の手配が必要な人は意外と多くいらっしゃいます。
上記に当てはまる方は、誰に身元保証人を頼むか、しっかり事前準備をしましょう。

身元保証人の引き受けを検討しておかないと様々な弊害が起こる可能性があります！

身元保証人の引き受けを検討しておかない場合、以下のような弊害が起こる可能性があります。

• 高齢者施設等の入所や病院への入院が困難になる
• 葬儀や供養の手配等、亡くなった後の事務手続きが滞る
• 認知症を患ってしまうと財産管理が行えない
• 子供や孫などに迷惑がかかってしまう

もしもの際に頼れるご家族やご親族が身近にいれば良いですが、必ずしもそのような環境にあるとは限りません。そのような場合でも身元保証サービスを利用しておけば、各種手続きをスムーズに進めることが可能です。必要になってから急いで手配するのではなく、あらかじめ準備をしておくことが老後の安心へとつながります。

身元保証人になれる人、なれない人

家族と同様の多くの役割を担うのが身元保証人です。身元保証人は、必ずやってくるもしもの時にきちんと対応できる方である必要があります。
身元保証人を頼む場合にどのような人にお願いをすればいいか、身元保証人になれる人となれない人を確認しましょう。

身元保証人になれる人

• 健康なご家族（ご子息など）
• 信頼でき、お近くにいる親戚
• 身元保証の専門家

身元保証人になれない人

• 身元保証人欄に名前だけ書いたらいいと思っている方
• 高齢の兄弟
• 遠方の親戚
• 高齢の配偶者
• 後見人

身元保証人はご本人の生活をサポートするため、多くの対応や手続きをする必要があります。しっかりと役割を理解し、専門家に相談したうえで身元保証人を検討しましょう。